ほんのりではあるけど、久しぶりにこの匂いを嗅いだ気がする。
ケチャップ臭はMcClellandの秘伝のタレみたいなものか。
葉の中には2035に入っていたような粘土状の小片も混じる。
ほぐしながら、パイプに詰めながら喫味の想像をする。
案外あっさり火が点いて、いい具合に燃える。
味もMcClellandらしいけど、極端な部分は抑えられ落ち着きまとまっている。
同じSt JamesでもSamuel Gawith/St. James Flakeとはまた違う。
確かに甘酸っぱさの一部は同じようにも思うけど、その周辺がかなり異なる。
Samuel Gawithのほうは目が覚めるような印象だったのが
McClellandのほうは「らしさ」を残しつつもはんなりしていて、
僕としては「らしさを出すのはこれぐらいで充分なんじゃないか?」と思える。
火保ちも良く、燃え具合も丁度良い。
やっと落ち着いてゆっくり喫えるMcClellandの銘柄に出会えたような気がする。
smokingpipes.com/マックレランド:個人リザーブ:セントジェームズ・ウッズ50gより直訳
成熟したレッドとブラックの非常に洗練された壊れたフレークは、最高級ルイジアナ・ペリクに押し付けられました。McClellandのSt. James Woodsは、特に深みのある豊かなキャラクターを持つ、美しくてぼんやりしたタバコです。
これまで試したMcClelland製品の大半は、
面白く感じたものの個性が強かったり上手く喫えなかったりして
僕には合わないメーカーなのかもと勝手に思って、気持ちが離れかけていたけど
この線であたっていけば良い銘柄に出会えそうに思えてきた。
もしかすると、バルクと缶で大きな差があるのかもしれないな。