Dark Plugもなかなかすんなりとは手をのばしにくい銘柄のひとつ。
評価は高いのは重々承知しているけど、やっぱりロープ系に近い印象がある。
誰が言ったか忘れたけど「力こそパワー!!」みたいな
「味はガッツリ濃くて、ニコチンだって針を振り切る最恐レベル。そんなのが俺にはBESTなんだ。」
と言い切る人が信奉するタイプの銘柄に思っていた。
僕は小心者なので、こういう銘柄は大体事前にレビューをしっかり読んでしまう。
・・・やっぱり間違いなく「力こそパワー!!」系の煙草みたいだ。
まぁいいや。喫ってみよう。
と、プラグを3mmくらいの幅でカットしてほぐした。
3mmくらいにカットしたはずなのに、ほぐすとベロベロと大きめの葉がいくつかできた。
準備できた量が思ったより少なく、小さめのパイプでも6割程度の量。
「増やす、か…? いや、やめておこう。」と一瞬で決断できるほどチキンだ。
パイプに詰めて火を点ける。が、点きが良くない。
点いたかと思っても火保ちも悪い。
3回くらい繰り返して、ちょっとしっかりめに炙って火を点けた。これで大丈夫そうだ。
かなり苦渋味が強く、レビューにもある通り葉巻に近い味。
うっすらとケンダル臭があり、これが甘みを連れてくる。
前半から飛ばしまくりの濃さ、そしておそらく今まで喫った煙草の中で一番強い。
味のせいもあるかもしれないがロープ煙草より強く感じる。
半ばほどになって「これがこのまま続くのかなぁ、疲れるかも」と思っていたら
ボウル全体に熱が回って葉が乾燥したのか、すうっと味が変化して味が一気に落ち着いた。
落ち着くと「重く香ばしく甘いケンタッキー」になって、こっちも気分がひと心地付いた。
ただニコチンは強いことに変わりは無いようで、途中で胃腸が刺激されすぎてトイレに立った。
smokingpipes.com/Gawith Hoggarth&Co .:ダークプラグより直訳
Gawith、Hoggarth&Coのダークプラグは、同等の割合のマラウイダークファイアーリーフ(これは煙のような味を与えます)とインディアンダークエアー硬化葉を組み合わせ、より甘くて魅力的な「シガータイプ」の味です。
少量ですっかりお腹いっぱいである。
それにカットが荒く乾燥もさせなかったので、じっくり燃え時間もそこそこ長かった。
といって、これ以上ガンガン燃えてもらっても味に疲れてしまうだろうから
カットは今くらいの荒さで乾燥させて喫う か
カットをもう少し細かくして乾燥させないで喫う のどちらかにすべきかと思う。
葉巻っぽい味も良いけど、中盤に感じた味に早めにたどり着くのが吉だろう。
夕方ちょい前に喫ったけど、結局夜まで煙草に手を伸ばさなかったので
余程ニコチンが効いていたんだと思われます。