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パイプの購入 「Dr. Grabow Viking Pipes」×2 (そして修復と喫味のテスト)

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(※今日のブログは2ヶ月以上にわたった作業をちまちまと書き溜めた都合上
いつもの7倍ほどのボリュームになっております。)

以前「The New Ronson Pipe」を購入して、早々に2軍落ちしたこともあり
いわゆるシステムパイプには興味が向かなかったのだけど
eBayでDr. Grabow Viking Pipesが仲良く2本並んで写真に写っているのを見て
何とも写真映えのする姿が気になった。

僕は写真を撮るのが上手くないので、そのフォトジェニックな印象を伝えきれないけど
届いたパイプはこんな2本。
1本ずつ見てたらまず買っていなかったはず。

届いた状態では、どちらもボウルトップがヤニで真っ黒。
赤いほうがよく使われていたようで、全体的に汚れが酷かった。
金属部分はアルコールで、ボウル外側はメラミンスポンジで掃除した。
システムパイプはこのあたりの勝手が良く
ほとんど気を使わなくて良いのでさすがにラクチン。

でも、残念ながら掃除をしようと改めてボウルを外してみると
赤い方の内部は、完全に焼け焦げて下部の穴が大きく開いてしまっていた。

細かい葉だったらこぼれ落ちるほどの大きな穴。

ボウル内部以外の掃除の後、葉がこぼれないようにスクリーンを装着して試喫してみたものの
よくよく考えたらボウルが壁面まで焦げているくらいなので
スクリーンを着けたからと言って、根本的な解決になっていない。
わざわざコゲ味を引き算して煙草の味を想像しないといけない。

このまま使用して悪化させるのもどうかと思うし、いくら見た目が面白いからと言って
買った道具を使わずこのまましまいこんでしまうのは、どうにも性分に合わない。
使わなくなる・使えなくなるにしてもこのままというのもちょっとなぁ。。。

中古のシステムパイプな上に、焦げ落ちてるなんて!
そんなの使うなよ!!と、いう意見もあるかもしれないけど
そこそこの喫味だったとしても、使える方法があるなら使いたいと思う。

例えばほんのちょっとドライブに行きたい時には、
運転手付きのリムジンみたいなのは必要なくて
動きさえすればボロくても小回りがきく軽自動車のほうが気楽、そんな感じだ。

幸い緑色の方はまだ元の形を保っているので、これを参考に再生できないか?
システムパイプなので通常のブライヤーパイプより少しは扱いやすいはず。

焦げてしまっているボウルの壁面の延焼を防ぐことと、
焦げ落ちて広がった穴を元のサイズに戻さないといけない。
防火パテみたいなのを使うのか?
こういう知識も技術もないのでとりあえず調べてみるしかない。
プラモデル作りとかもほとんどしてこなかったので、道具もイマイチわからない。

そこでウロウロ彷徨って見つけたのが「rebornpipes」というサイト。
キレイに再生されて生まれ変わるパイプを見ていると何だかワクワクする。
もしかして自分のパイプの興味はこっち系なのか?とまで思わされてしまった。

よし、これを期に色々実験してみよう。
パテ埋めでどこまで修復できるのか、味はどうなるのか。
人工カーボンも付ける前と付けた後、もしかするとさらに剥がした後。
何となく色々見聞きしてるし、想像はできるものの実際体感するのがいい。

 以下はあくまでもパイプをいじくる練習とパテ埋め&人工カーボンの比較実験で
 何かあったらこの方法!!というわけではないのでご注意を。

rebornpipesは英語のページなので大まかな部分はgoogle翻訳にお任せして、
ザーッと読んでみると、焦げてヒビの入ったボウルの壁面再生もしていて
「J-B Weld」というパテを使っている。
ある程度の耐水性と耐熱性と強度があり、硬化後の加工もできる上、
身体にも害がなさそうな記述があったように思う。
(直訳を雰囲気で読んでいるので正確な情報というわけではないです。)

買った。

海外物っぽいので無いかと思っていたが、ちゃんとAmazonにあった。
(一応画像からアマゾンにいけます。)

先ずはボウル内部の焦げを少しヤスリで削りアルコールで極力きれいにして、
しっかり乾燥させてからJ-B Weldを塗りつけてみる。
底面の穴も明らかにもろくなっている部分は削ったが、
やりすぎると完全に底抜けになって作業が捗らないと思い適度に。
がっつりパテで形を作リ直すことにした。

(底面を綺麗にくり抜いて、そこにブライヤーをはめ直すというのも考えたが
「そこそこ」の修復に労力をかけたくなかったので却下した。)

同量程度絞り出して、グリグリ混ぜる。
何を使ったら良いかわからないので、爪楊枝使用。

1回目。

ひび割れがかなり酷くて、爪楊枝ではうまく埋めきれない。
大きく開いた穴も、1回では思うサイズに小さくならない。

乾燥後、粗目の紙ヤスリで明らかに盛り上がっている分を削る。
深いヒビがあったと思われる部分が凹んでいるのが指先でわかった。

2回目。

焦げの酷かったあたりはパテが痩せたようになっていたので
特にヒビのひどかった周辺は盛るように塗ってみた。
ちなみに、爪楊枝ではまどろっこしくなり指も使って塗り込んだ。
写真はある程度乾燥した状態。
パテの粘度の関係もあり、穴はまだ小さくしきれない。

何とか3回目で底の穴も良いサイズにしたいがどうか。
とりあえずこんな感じか。
ひび割れたところを埋めるのが本来の使い方ようなのだが
底にいくほど深くまで炭化していたので、全体的にになるべく薄くパテが付いた状態に。
それでもギリギリと思われる薄さまでヤスリがけをした。
ほぼブライヤーの露出がなくパテ面になっているが、実験の一貫。いた仕方ない。

何が面倒って底に向かうに従ってヤスリがけが思うように捗らずなかなか面倒くさい。

写真で撮るってみるとヤスリがけの跡が目立ったので
もう少しだけ細かいヤスリをかけ、最後に人工カーボンをつける。

と、その前にパテ塗り状態でのパイプの試喫。
Cornell&Diehl / Red Virginia Ribbon で。
手持ちのバージニアのリボンタイプ(水分量がが少ない)で
味が判りやすそうなものという基準で決めた。

喫味としては元が一般的なブライヤーパイプではなくシステムパイプであることと
Red Virginia Ribbon自体の荒さが勝ってしまったのか、
特にパテ由来と思われるひどい味を感じることはなかった。
ちなみに壁面はほぼパテなので、コゲ臭も全くしなかった。
ただ後半、おそらくジュースが多くなりはじめたと思われるあたりで
「何か違う匂い」がほんのりと感じられた。
おそらくパテが湿った際の匂いではないかと思うが
使用を重ねれば消えるタイプのものだろう。

試したことがないが、クレイパイプというのは
これよりキツい匂いが延々と続くのではないかと思うとかなりしんどそうだ。

とりあえず試したのでティッシュとアルコールでボウル内部を掃除。

ヤニなのかコゲによる変色なのかは判らないが、パテ部分についた茶色は取れない。
壁面が柔らかくなっているようなことも無さそうだし、
底面の成型した部分を爪で弾いたりしてみたが、強度も問題無さそうだ。

想像される問題点としては、おそらくこのパテには吸湿性が無さそうだということ。
あれば言うことないんだけど。

さて、日を変えて十分乾燥するのを待ってカーボンも付ける。
カーボンの材料は灰か木炭か迷った挙句、食品用竹炭パウダーを購入。
1000メッシュ、10ミクロンで目についた中では一番細かいものにした。


(またもやアマゾンへのリンクです。)

人工カーボン(使われるカーボンの種類は色々だと思う)については味が落ちるので
剥がしてしたほうが良いという話もあったりするが
今回は弱ったパイプの補修ということと、
同種のボウル(緑)と比較もできる機会なので試してみることに。
特に新しいカーボンだと、炭の防湿・脱臭効果で味が変わるんだろうが、実際はどうなのか。

参考サイトでは炭の固着にメープルシロップを使用していた(流石カナダ!!)が
蜂蜜を水で2倍程度に薄めてやってみる。
とはいえ、少量なので目分量で垂れずに極力薄く塗れる程度の粘度で。

筆で薄く蜂蜜液が塗れたおかげか、意外にきれいに竹炭が付いた。
…が、暗くて黒くて写真ではよく見えない。
ひとまず、このままじっとガマンの1週間程度放置。

放置している間、人工カーボンを付ける理由を想像してみたが
1.新品のパイプより、ちょっと使った(≒カーボンorヤニがついた)パイプのほうが美味しい。
それなら初めっから代用カーボンでも付けておけばいいんじゃない?の名残。
2.ブライヤーそのままより人工カーボンのほうが馴染むのが早い。
3.ボウル内にある何か見せたくないモノやコトを隠す。
4.初めのうち、馴染むまでは少しでも耐熱・防湿・脱臭してくれたほうがいい。
5.人工カーボンがあることでブライヤーの呼吸が促進される。
6.黒いほうがカッコいい。     みたいな感じ??

この中で、上にいくほど可能性が高いように思うが
今回、パテを塗って思ったのが「これはさすがに隠したい」ということ。
ボウルの中を人に見せながら喫うわけじゃないのに。

ボウル内部に染料の滲みや傷なんかがもしあったら
目につかないほうが気分的に良い。
ある程度使えば、その後もしカーボンが剥がれても・剥がしても
もう目立たない状態になっているだろうし
人工カーボンが新品パイプの余計な味や匂いを吸着してくれた後だろう。

あと、人工カーボンを付ける前に1回試喫して思ったのが
1回の喫煙でボウル内部の見た目がが中途半端すごくイマイチになる。
ヤニなんだかコゲなんだかといった良くわからない色付き。
知っていたり、想像できれば「こういうもんだろう」で済むが、
知らないと「なんだコレ?」となりかねないので、
そんなクレームを防ぐ意味があるのかな?と考えたりした。

気分的なものだけど、何かちょっと塗られているだけで
ブライヤーを焦がすんじゃないかという心配が薄れる。

とにかく人工カーボンの場合「色の黒いは七難隠す」というやつである。
よくわからないけど。

※タイムリーなことにこれを書いたあと、パイプ制作されている人の話で
 3,4,6のあたりの話がTwitterに上がっていて、そこに至る理由は色々あるんだなと思った。

そんなこんなで1週間。見た目では特に変化が判らないが、さすがに乾燥しただろう。
パテの上から人工カーボンを付けたシステムパイプの喫味はどうなのか。

パテのみの場合と同じく、Cornell&Diehl / Red Virginia Ribbonで。
乾いているとは言え、詰める際に蜂蜜液で付けただけの竹炭カーボンが取れないか心配だったが、
通常通りリボンをガサガサと詰めても剥がれることもなく至って普通。
カーボンを軽くなでてみたが、、指先が黒く汚れたもののさらっとしていて大丈夫そう。

喫ってみる。

一番感じるのはRed Virginia Ribbonの荒さが抑えられていること。
過燃焼になったり火が消えやすいといった感じはない。

前半はもしかして少しアルカリ感が強いのかな?とも思ったが
荒さが抑えられて相対的にそう感じたのかもしれない。
あと、後半はじっくりと燃えているような気がした。
ジュースの出具合もパテのみよりは確実に少ない。
ただこのあたりは環境による違いや、初回だからという可能性もあるので、明言はできない。

喫煙後、ボウル内部をティッシュで拭って掃除をしてみたが
ヤニか?カーボンか?という程度の汚れが少しついただけで
さらっとしていて掃除もしやすく、見た目にも大きな変化はない。

続けて緑のボウルに付け替えて喫ってみたが
こちらは、普通に使われたものを普通に掃除した状態。
さすがに荒さもアルカリ感もコチラのほうがさらに少なく思えた。

結論としては、システムパイプだからか誤差程度の違いしかない。

一般的なブライヤーパイプだったら結果はまた違ったかもしれない。
劇的に不味かったらさすがに使わないつもりだったが
これならひとまず普通に使っても問題が無さそうに思う。

おそらく使い込めば、赤のボウルも緑のボウルとほぼ変わらない喫味になると想像するが
耐久性や今後の喫味の変化の確認も含めて
外出用の手軽なパイプとしてこのまま使ってみようと思う。

あくまでも上記は個人の見解であり、全ての人に当てはまるとは限りません。

でも、色々試してみて面白かった〜!

コメント

  1. 車輪 より:

    これは面白いパイプですね、この首の部分は自由に曲げられるのですか?

    • Kewpie より:

      残念ながら真っ直ぐなのも曲がったのもこのままの状態です。ぐにゃぐにゃできれはもっと面白いのですが。
      ただ、どちらもボウルの規格は同じなので首のすげ替えのような事は可能です。